今日の誕生日〜田村芽実さん
今回からちょっと試みにやってみたいことがあって、自分の興味のあるアイドル(およびその近傍)の方の誕生日をお祝いしようと思います。
以降あえて回次は付けることはしませんが、とりあえず今日を初回として、10月30日生まれの田村芽実(たむらめいみ)さんに対し、「お誕生日おめでとう」の気持ちを込めて、名前を書いて贈りたいと思います。
実を言うと、この田村芽実さんが、僕がアイドルヲタクになったきっかけのアイドルであって、たしか2012年の夏に、ある映画を観たことを契機に、僕は田村芽実さんのファンになりました。
それは『怪談新耳袋 異形』という映画で、この映画は、当時のスマイレージというグループが主演した、よくある「アイドル×ホラー」物のどちらかと言うと駄作というか、アイドルファンどころかスマイレージファン以外の人間はまず見なかっただろうし、別に取り立てて評価されるわけでもなく、あるいはホラー映画マニアからも多分軽視されているか、完全に無視されているような代物なのだろうと思いますが、それでも僕は何の因果かこの映画を渋谷のシアターNまで観に行き、別に元からスマイレージのファンでもなんでもなかったのですが、アイドルへの興味は高まっていた時期で、世間一般的にもアイドル界が盛り上がり出してた頃でもあって、まぁ何か妙な映画を妙なアイドルがやってるらしい、ってことで観てみようとなって、映画を観たわけですが、一応内容をかいつまんで言うと、全体は4本くらいの短編ホラーのオムニバス形式になっていて、各話をスマイレージのメンバーがそれぞれ主演する形で進んで行って、最終話『和人形』では、スマイレージメンバー全員が登場するのですが、その話のストーリー上の主演が田村芽実さんだったのです。
で、僕はその『和人形』、単純にホラー作品として演出含め怖かったんですが、中でも主演の田村さんの演技力には端倪すべからざるものを感じ、終始引き込まれて、最後のオチでは、本当に衝撃を受けてしばらく席を立ち上がれないくらいのブルーな気分になったりもして、これは監督の井口昇氏の色なのかもしれませんが、ともすると突拍子もない展開で、映像的な整合性というか、ちょっとギャグっぽくなってしまいそうなところを、田村芽実さんの演技力で起こるすべての事象に対し何とか説得力を持たせ、ホラー的な空気感を持続させることに成功していたのだ、ということに後々気付いたくらいで、田村さん自体は、撮影当時スマイレージの2期メンバーとして加入した直後くらいの時期で、順当に行けば大トリでは初期メンバーが主演を張っていただろうところを、ある意味で大抜擢されたわけですが、それも言わずもがなというか、それだけの演技力をすでに持っていて、僕はめいめい(田村芽実さんのニックネーム)推しにならなくては、という風に一瞬にして悟らされ、そこからスマイレージヲタク、通称スマヲタとして、生きることを選んだのでした。
その後のアレコレは、いずれまた良いタイミングで語ることもあるかもしれませんが、田村芽実さんはその後、2016年5月30日にアンジュルム(旧スマイレージ)を卒業し、1年間の準備期間を経て、また事務所を移籍し、今年5月に舞台『minako-太陽になった歌姫』の主演により女優として復帰しました。
以降も、舞台を中心に活動していて、今後も複数の作品への出演が決まっているようですし、それ以外にもテレビ出演や歌手活動など、順調に歩み出してくれていて、元ヲタとして安心だし、これからもっと有名になるのではないかと思うと、アイドル時代を知れたということが誇らしくもあり、また現役以上の活躍を卒業後見せてくれる、というのはヲタ冥利に尽きる、理想的なアイドルだなと思えて、妙な話、一ファンとして感謝してもしきれません。
つい最近も大きな仕事の話が公表され、気持ち良さげに歌う姿が公開されたので、是非以下のリンクから観ていただけたらと思いつつ、今日はここらで終わりにさせていただきます。
正確には少し遅れてしまったのですが、田村芽実さん、めいめい、お誕生日おめでとう、次の一年が更なる飛躍の年になってくれると、僕としても嬉しいです。
では、次の誰かの誕生日にお会いしましょう。
(田村芽実さんの活動やSNS等に関しては以下のオフィシャルサイトをご高覧ください。)
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