今日の書・19〜山古志

こんばんは。
今日は何の日だったかというと、そうです、NGT48の2ndシングル『世界はどこまで青空なのか?』のMVが朝8時にYouTube上で公開され(期間限定ということで、おそらくは「発売日まで」という区切りなんでしょうが、その後はShort ver.か何かに差し替えられる可能性もありますので、お早めにご覧ください(下にリンクあり))、僕も起床後何度となく繰り返して視聴したり、0.5倍速再生という便利な機能を使って、自分の推しメンである、本間日陽さん(ひなたん)の映っているシーンなどを、何回も失敗を重ねながら、いいタイミングでスクショコマンド(iPhoneなので、ホームボタンと電源ボタンを同時押しするのですが、ほんの数フレーム程度さし挟まったカットなど、なかなかジャストタイミングで撮るというのは至難の技で、何回かに一回はホームボタンの機能でYouTubeからエスケープしてしまったり、電源ボタンの機能で画面がスリープしたり、何年経っても慣れないのは、そもそもAppleの考えたこのやり方がおかしいせいだという気もするのですが、iPhoneXになって確かホームボタンは消失したので、別の方法に切り替わったのでしょうか?当方いまだに手に入れてないし、手に入れる予定も今しばらくはないのでわかりませんが…)をやりつつ、スクショしまくっていました(失敗してズレたものを含めたら100枚分くらい)。
今回のMVは山戸結希(やまとゆうき)という女性監督の手によるもので、彼女はデビューしてまだそう長くない若手で、メジャーな商業映画も昨年公開された『溺れるナイフ』を手掛けたくらいで(2014年にはアイドルグループ「東京女子流」の初主演映画『5つ数えれば君の夢』を監督し、これが実質的な商業向け処女作のようで、色々な記録が付随しているみたいですが、一般に有名となったのは先の『溺れるナイフ』という作品であるようです)、まさに新進気鋭という感じの方のようですが、その表現力や映像美に関して業界内では定評を得ているということで、その作風についてWikipedia記事から引用してみると、
思春期の少女たちを主人公とした青春映画が多い。アイドルになろうとする少女が頻繁に登場するが、山戸がアイドルに造詣が深いからというわけではなく、消費される立場の女性のあり方に関心があるからとしている。
ということのようで、今回NGT48というアイドルグループのMVに起用されたのにもきちんとした背景があって、山戸氏にとっても得意分野というか、やりやすい題材だったという感じでしょうか(実際MVを見ていただくと、荻野由佳さん扮する「アイドルを目指す女子高生」を軸に、周りの同級生や先輩たちに感化され、また感化し、ひとりのアイドルとして成長していく、という様が急ぎ足ながら描かれていて、山戸氏のファンの方からすれば過去作品の延長線上にある短編映画として捉えられるのかもしれません)。
それで、今回書いてみた「山古志」という字題は、まさにこのMVの撮影された舞台となった、「新潟県長岡市山古志」のことで、色々な情報から「山古志」の「虫亀」と呼ばれる地区にある「薬師の陵(おか)」などが主な撮影スポットであると知り、とりあえず山古志について調べてみると、上記のオフィシャルサイトが目に付いたので、そこを見てみたところ、トップバナーというのかそこに掲示された「山古志」の筆文字がちょっと気に入ったところもあって、その書の倣書というのか、そういうことを今日はあえてやってみようと思ってやってみました(どなたの揮毫であるかはサイト内に明記されていなかったようで分かっていませんが、おそらくはこの山古志か新潟にゆかりのある書家の方がお書きになったものと思われます)。
冒頭の荻野由佳さんと本間日陽さんが二人で夢について語り合っている木の生い茂る公園のような場所が上に述べた「薬師の陵」と呼ばれる場所のようで、その周辺の山の風景がドローン撮影などで映し出されていて、山村の風光明媚な空気感(特にこの虫亀地区は「棚田」で有名であるそうで、MVの中でも上空写真や遠景に少しばかり映っていたような気もします)が醸し出され、そういった田舎に住む一人の女子高生が、近所の友人たち(次に登場する高倉萌香さん(後輩役ということのようですが、先輩に対して結構強い物言いをしてるところが少し謎です(笑))や自転車を押す中井りかさん)には、「そんな夢を見るより現実見ましょうよ」みたいに言われても、影で努力を積み重ね、でもそういった少女の日頃の行いを「お天道様」はずっと見ている、といった世界観を表すには、この「山古志」の薄雲の棚引く神秘性のある風景はぴったりあっているような気もします。
それはさておき、MVの中身を見て行くと、「ゆかちゃん」のメインストーリーとは別に、他のメンバーのサイドストーリー的な流れも何となく想定しているような気配も感じられ、特に「ひなたちゃん」は全編通して「ゆかちゃん」の一番近しいパートナーとして、それに匹敵するくらいの時間出演していて、それ自体一ひなたんファンとしてすごく嬉しいことではあったのですが、それにしてもただならぬ関係にあるような雰囲気を出しているカット(特に大きな葉っぱの生い茂る中、二人で座り込んで背中合わせになっているところ(上の写真参照))もあったり、何か妙な好感以上の感情を「ゆかちゃん」に対して抱いているような節も多々見受けられるし(実際ひなたんのモバメでもそのような主旨のことが書かれていたりもしたのですが(笑))、いずれこの「ひなたちゃん」目線の映像を撮ることも可能かもしれません(というか今ふと思ったのですが、本間日陽センター曲『ナニカガイル』は、恋愛の感情を初めて覚えたときの感覚を歌った歌であるらしいので、そのままMVを今回の「ひなたちゃん」を軸としたストーリーで構成すれば、2つの曲を繋ぐことが出来たりして、面白かったかもしれないし、もしかしたら実際そうなっているのかもしれません(MVは用意されているようですが、まだ公開されていないので、また答え合わせの記事を書くと思います))。

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また、全体で12分と長尺となっていますが、その曲自体が終わった後、「おぎゆか」のソロでの演技シーンがあって、そこの解釈や存在意義について色々と話題になっているみたいで、それについて早速本人からエクスキュース代わりの解説がSHOWROOM配信を通してなされていたようなので、上の動画をご覧いただきたいのですが、僕個人としてはやはり何となく違和感というか、少なくともSR上で荻野さんが語っている内容まで感じ取るのは難しかったし、いくらか蛇足な感じもあって、というかむしろちょっとホラーチックに映る部分もあるので、個人的にはこの時間を取らず、青春の1ページという清々しい感じで終わらせるのでも良かったという感想なのですが、ただそこは監督である山戸結希さんの「作家性」というかそういうものが出すぎちゃったのかなとも思えて、Wikipediaによると「独特の台詞回しに定評がある」とあるので、全く同じセリフでも、アイドルを夢見る「ゆかちゃん」とアイドルになった「おぎゆか」という対比的なシチュエーションの中で発話されると、異なるニュアンスとして捉えられうる、というちょっとした実験を試みている、というのは何となく把握できはしますが、それでもやはりその台詞自体が、昨今のアイドルの現実に照らし合わせると、いわゆる「アイドルの本音」というか、そういうヲタクからしたら忌避して聞きたくないようなところに触れようとしていて、まぁやっぱり色々と擁護的な方向に持って行きたかったのですが、結局こういう久々に作られたMVでわざわざそんなところ抉られたくないよな、という気分は拭えないところはあります(笑)

逆に言うと、「ひなたちゃん」の少し百合的な世界に踏み入りかけてる世界観の方が、アイドルヲタク的には「安心安全」というか、反動で肉食化しないとも限りませんが、とりあえず無菌状態で夢見がちに潔癖的に成長していってくれれば、「清廉潔白」な身を維持してくれそうではありますし、これはもう「推し」確定だなと僕の価値基準ではそうなるので、やっぱり「アイドルの鑑」として本間日陽扮する「ひなたちゃん」のストーリーを映像化して欲しいな、というのが今一番の願いとこれを書きながら相なりました。←

今日は特に興味のある話題だったので、スラスラ書けたのですが、それでも結構な時間がかかってしまったので、もうそろそろ終わりとしましょう。
最後に、本間日陽さん(ひなたん)のスクショから厳選して貼っておきますので、お納めください。←
ほんまひなたんほんまかわいいですね(笑)

揮毫 貘宇

ドルヲタ系書家(仮)・永田貘宇のホームページです。 日記代わりに書作品を投稿しています。 作品製作の依頼等お待ちしております。

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